好きは仕事にできる!

王冉/早稲田大学

2016/06/14 27629 VIEWS
王さん

留学生起業家が感じたメリット・デメリット



そもそも起業以前に、なぜ日本に留学しようと思ったのですか?

中国の大学にも合格はしていたんですが、中国の教育が自分に合っていないなと思ったので日本に来ました。
中国は高校までの教育が厳しくて、スゴい勉強するんですよ。今はもう廃止してしまいましたが、僕の世代は一人っ子政策で生まれてきた世代なので、ほとんど一人っ子なんですよね。 それって次の家庭を担ってくれる子供が1人しかいないわけじゃないですか。 そうすると親も厳しく勉強を強いてくるわけなんですよね。 家にテレビを置かなかったり、中には親も仕事を辞めて子供に勉強を教えてたりする人もいました。

でも、それで子供達はどうなるかというと大学に入ってからは解放されて皆、遊ぶんですよね。その環境自体に違和感を感じましたし、日本が好きだったので日本に来ましたね。これは間違いなく自分にとってのターニングポイントだと思います。 日本で起業したのは、まずは学生だったので中国にはすぐに帰れないじゃないですか。笑 でもすぐやりたかったから日本で起業しました。 あとは2次元という事業を選んだからには、一番盛り上がっている日本でやることに価値があると思ったからですね。



中国の教育にそんなイメージはなかったので驚きです。
日本ではサブカルチャーがもはや当たり前なので、日本人からするとどれくらいスゴいのかわかりにくいんですよね。 2次元でビジネスを展開しようと目をつけたのは留学生だからこその視点ですね!

それを感じられるのは外国人の強みだと思います。 生活の中で何をするにしても自国と比較しながらになります。比べているからこそ違いに気づいて、ビジネスアイディアが思いつくと思うんですよね。 毎日同じことばかり見ていると、変化がないので、何かチャンスがあったとしても、気付かずに逃してしまう気がしています。



なるほどなるほど。逆に留学生で起業して感じたデメリットはございますか?

まず言語・文化ですね。 例えば、名刺交換の仕方や始めの挨拶など、ビジネスの仕方を見ても、「当たり前」が違いますよね。 そういった考え方の違いからトラブルが起こる可能性も間違いなく高いと思います。 人脈も少ないですし。 言語もまだまだ完全に理解できるわけではないので、そこは日本人の新卒よりも、2倍、3倍と努力して社会人としての当たり前を作っていくことは大変でした。

あとは法的な手続きです。 留学生は留学VISAで入国しているわけなんですが、留学VISAの規定だと1週間で28時間程度のバイトしか認められていません。 それだと会社は作れないので、経営管理VISAの取得が必要でした。
それに、日本人だと資本金は1円から設立可能ですが、外国人の場合は500万円以上という制限もありましたよ。


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