自身の教訓を未来のエンジニアへ

市來晟弥/神奈川大学

2016/02/20 49819 VIEWS
市來さん

めげない忍耐力は親のおかげ




多趣味だなという印象と同時に、どれも全力で妥協していない印象を受けます。

それは完全に親のおかげですね。
親が色々なことに興味を持たせてくれたんです。
「お姉ちゃんがピアノやってるから晟弥もどう?」って。

サッカーは仲がいい友達がやっていたので、それは自分から志願したんですけど。パソコンもそうですね。

自分がやりたいことに対しては、自由にさせてくれた部分があったんですが、親は7,8年続けないと怒る性格だったんですね。
「やるならちゃんと続けなさい」と。
習い事で短期で辞めることは許されませんでした。

だからこそ、めげない力がついたかなって思います。
親が可能性を広げてくれて、自分が辞めそうになった時にも、ちゃんと喝をいれてくれたというか。

その時は「なんで辞めさせてくれないんだよ」って思ったこともありましたが、結果的に、忍耐力、ケジメがついたんだと思います。



親のおかげもありつつも継続できたのは、やっぱり『好きなことだった』ことが大きいんですね。

もちろん「好きだから」が中心にありましたよ。
ただ好きでもやめたいことってあるじゃないですか。

そういう時に親がサポートしてくれたからっていうのもありますし、いい友達に恵まれたっていうのもありますし。
本当に感謝してますね。


サッカー、ピアノ、プログラミングと色々経験してきて、それで今、プログラミングが生活の中心になっている理由なんですか?

ニーズに合わせて考えた結果です。
さっき言ったようにピアノでプロになろうと考えたことはありますし、サッカーも東福岡入って活躍してプロになろうと思ってた時期もありました。

ただ、客観的に世間のニーズから考えると、ずっと世代別の日本代表にならない限りは、基本的にはプロになるのも難しいだろうし、ピアニストになって食っていける人もそんないるわけないだろうし。

そこで自分が持っている能力と社会とを照らし合わせて行った時に、一番エンジニアになることが合ってるんじゃないかなって思って、プログラミングを職にしていこうって思いました。


なるほど。社会のニーズですか。 ただエンジニアだったらフリーランスとして生きていくこともできるじゃないですか。そこで会社を作ろうと思ったのはなぜですか?

大学2年生の時にサイバーエージェントのインターンに行ったんですが、僕しか2年生がいなかったんですね。
でも通用するなって思いました。

プログラミングにはかなり自信があったので、起業することがどういうことかあまりわかっていなかったんですけど、そこで1つ挑戦って意味で会社を作りました。
起業して世の中をどうかしたい!というよりも一歩先の挑戦として選択したという感じですね。


その時にちょうど株式会社リアレーションの山城社長からお声も頂いて 「サポートするから起業してみなよ!」と。 タイミングが重なりました。


自身にとっては大きな挑戦だったんですか。

そうですね。
お金が関わってくるということは社会の一部になるということです。
そこを主にしたことができたのはかなりの挑戦です。

高校生までの間、お金が絡んだことで学んだことはなかったので。
アルバイトって言っても、たかが知れているし。

それに起業したことで巡り会えた仲間もいるし、こんな家にも住んでいるし...
挑戦した甲斐がありました。



事業をやっていくうえでの、「中高生のプログラミングを支援したい」という想いは、自身の過去の経験から生まれたものですか?

基本的には全部自分の人生から生まれてきた想いです。
メタルギアのゲームのホームページを作っていたときも結局1人で作っていました。
ただ、どう作ればいいのかもわからないし、どの参考サイトを見ればいいのかもわからないし、どういう技術が流れていくかもわからないし、その時に一緒にやれる仲間がいたほうがいいとは思っていましたね。

それこそ大学に入って、受託の仕事をした時に、今まで自分がやっていたのは趣味程度のものだったんだと気付かされて。

「ここ修正して欲しい!」というのがたくさん言われるんですが、対応できないと、「まだ今は仕事としてやっていけないんだな」って感じました。

中高の時に、あんなにコードを書いていたのに、そこに気付けなかったのはかなり損している部分だな、と自分自身で感じていたからこそ、メンバーには早いうちに早いうちに体験して欲しいと思っています。

今、事業をやっているメンバーで厳しいこと言って、辛い時もあると思うんですけど、自分の教訓を生かして教えていこうと思ってますね。



教育熱心ですね。それだけ市來さんを虜にするプログラミングの魅力って何ですか?

例えば、ここにはソファとか、食材とか冷蔵庫とかがあります。
プログラミングはそういった、ここ(現実世界)にないものを作れることがいいですね。
例えば数学のベクトルって成分や内積、外積とかここにないもので証言していると思うんですが、それと同じような感覚です。
全部の過程を考えて、頭の仮想環境の中で考えていくというのは物事のアプローチとしてとても楽しいことですし、考えやすいことなのかなと思っています。
想像の限界に挑戦できるのがプログラミングです。 


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