やりたいことに向かう強さの秘訣

江澤 拓宣 / 早稲田大学

2016/04/25 22491 VIEWS

学生限定のコミュニティSNS「カレッジーノ」というサービスをご存知だろうか。
そのコミュニティでは、多くの学生が恥じることなく自分の意見を発信しているという。
その光景は大学の講義で見られるような消極的な学生とは真逆のものである。

そんなコミュニティSNSを創りあげた株式会社ザノン、代表取締役の江澤さん。
大学1年時から起業に踏み切った彼の価値観に迫ってきた。 

江澤 拓宣 / 早稲田大学

Hironobu Ezawa

株式会社ザノン CEO
早稲田大学政治経済学部3年
ソフトバンクアカデミア在学
大学1年時に、株式会社ザノン(旧:Woolop)を立ち上げ、「正直なシラバス」や、日本最大の学生限定メディア「カレッジーノ」など学生向けサービスをリリース。
現在「カレッジーノ」をメディアから相互コミュニケーションが取れるSNSへとシフトし、運営している。

江澤さん

「周りは大して自分のことを気にしてない」を実感してから…。



まず大学1年生で起業したきっかけ理由を教えて頂けますでしょうか? 

大学生に入ってから起業しようと思ったのではなく、高校生の時に起業しようと決めて、大学に入ったという背景があります。   
僕は、もともとバンカーになりたくて、高校生時代はアメリカに留学していました。外資系投資銀行のようなところに行きたかったんです。外資系なら日本支社じゃなく、アメリカ本社に行かなきゃダメだと思って、あっちのボーディングスクールという進学校に行きました。   

ただ、実際に行ってみると、僕と同じ考えを持った人がたくさんいたんですよ。僕としてはチャレンジをして行ったつもりだったんですが、周りには外資系投資銀行に入って、金持ちになるぞ!って考えを持った人がうじゃうじゃいる。

同じじゃん!これじゃどう頑張っても世界で勝てないじゃん!って思ってしまって。   

同じ土俵で同じことをしている優秀な人達がたくさんいて、それこそ僕の学校の成績なんて下から数えたほうが早かったです。
100人中80位とかそのレベルですね。ずっと落ちこぼれ笑   
だからこそ、この人達と違うことをしないと勝てないなって。   

そこで、数字を追うような銀行の仕事ではなくて、もっと”誰かのためだ”と実感できる仕事ができれば、自分にとって本望なんだろうなと思ったんです。勉強より、何か自分が思ったことはすぐに行動に移して、死に物狂いで何かやってみるしかない!って。 アメリカでの体験があったからこそ、起業という道に行き着いたというカタチですね。

 
 

そうなんですね!バンカーになりたかったのはなぜですか? 

中学生の頃に、投資に興味を持ったんです。
背景としては、全寮制の学校だったので、アルバイトができなかったんですよ。アルバイトができない、でもお金は欲しい。んじゃ、どうやって稼ぐか。

となるとパソコンでお金を稼ぐしかないなと思い、調べていたら、株式投資というのがあることを知りました。当時はリーマンショックの直前で、2007年。盛り上がっている時期でした。そして、翌年にはリーマンショック。市場全体も、ガツン!と落ち込みました。

そういうアップダウンも含めて、「あ、経済って面白いな」と思ったんです。  
こういう荒波を仕事にするのも悪いことじゃないなって思って、そのまま高校在学中にアメリカに行きましたね。 

 

すごいご自身の事を自分でしっかり理解しているように感じます。
自分で自分の事を一言で表現すると、どんな言葉が出てきますか? 

一言にならないかもしれないですが、ご覧の通り、
「やりたい時にやりたいことをやる奴」ですね。   
僕アホなんで、かっこいい四文字熟語とかあるかもしれないですが、そういうのわからないんですよね。笑   
何かありますかね? 


 

いやーわからないですね。笑 

皆さん、かっこいい言葉出てくるじゃないですか。スゴイですよね…。笑 

とにかく「やりたいことをやる!」そこに尽きますね。 
でもやりたいことをやるためには、やりたいことが分からなければダメですよね。「やりたいことがわからない」 っていう方も多いと思いますが、多分それは選択肢を知らないだけです。

無限の可能性を知ったらやりたいことができるはずです。そのために必要なのは環境を変え続けることだと思います。
活き活きしてる人たちって自分で環境を変えているんですよね。色々な環境を経験して見つかったらそれをやればいいですし、見つからなかったら次です! 

 
 

なるほど。小さい頃からずっと、その思い切りの良さで行動していたんですか?
何かその価値観が根付いたきっかけのようなものってございますか?

ありますね。
僕、中学生の頃、自分のことを社会不適合者だと思っていたんですよ。
不登校だったんです。 
去年は、大学も不登校だったんですけど。笑   
1年間くらい行ってませんでした。

何でやりたくもないことをこんなにやらなきゃいけないんだ、と。 
別に悪いことはしてないんですが、なんで義務教育という理由でこんなつまらない空間に閉じ込められていなきゃいけないんだと思ったんです。 
スゴイ理不尽だなって。   

でも、1年間引きこもり生活をして考えている中で、もしかしたら行ってみなきゃわからない世界もあるんじゃないかと思い始めてきて。自分は学校に行ってもないのになんでこんな事言ってるんだろう?とりあえず行ってみようって思ったんです。   

ここからなんですが、1年間不登校のやつが、学校に戻るって実はすごい勇気がいるんですね。
まあ、恥ずかしい!超恥ずかしい、ホントに。笑   

でもその時思ったのは、周りって大して自分のこと見てないなって思って。    例えば、中学生・高校生の時に、誰かが不登校で戻ってきたとしたら、気にはすると思うんです。「あ、あいつ戻ってきたんだ」って。

でも自分の事以上に気にしないじゃないですか。結局、恥ずかしいっていう想いが強すぎるんですよね。周りはそんなに対して自分のこと見てねーよっ!て思って行ってみました。笑

案の定、数ヶ月で普段通りになりましたね。その時に、あーなにやってもいいじゃん、好きなときに好きなことやればいいじゃんって思ったことが転換期だと思います。

周りには止められたんですが、アメリカ行くって決めて実際に行動したのも、そういった経緯があったからかもしれません。自分としては何事もやってみなきゃわからないじゃん、っていうのが本音です。

だから不登校だったことも後悔してないですし、アメリカ行ったことも後悔してないですし、起業したことも後悔してないです。やってみたことで後悔したことはなにもないです。 


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