学生起業のメリットとデメリット

2016/07/22 5159 VIEWS
本メディアは、これまで学生起業家インタビューを中心に運営して参りました。

インタビュー人数が20人に差し掛かったタイミングで『学生起業家20人を取材して思ったこと』として学生起業家に共通することを記事としてまとめました。

反響も大きく、やはり学生起業というキャリア自体が浸透しつつある世の中になってきたのだと強く実感しました。

ですが、やはり社会人経験のない学生が事業を興すとなると、もちろんわからないだらけ。

もしかすると本メディアの読者にも
「起業はしてみたいけど、うまくいくか不安」などと思ってなかなか踏み出せない方が多いのではないかと思っております。

そこで今回は今まで取材してきた経験から学生起業のメリットとデメリットをできるだけ客観的にまとめてみたいと思います。 
目次

学生起業のメリット

1. 若いこと

若いことは特権です。
体力があることは大きなメリットです。
言葉を選ばずに言うと狂ったように働けるので、後述するデメリットを短期間で吸収することができるかもしれません。
体は一番の資本であるとよく言うように、全力コミットできる体を持ってることはメリットとしてカウントすることができそうです。

2. リスクが少ない

よく挙げられることかもしれませんが、失敗してもやり直しが利くなどといった意味ではない視点で「リスク」を見てみたいと思います。
ここでいう「リスク」とは「会社倒産」のリスクです。
自然消滅か、資金が尽きての倒産がほとんどだと言われていますが、後者の場合、(前者の場合、どんなカタチで消えていくかが分からないです。すみません。)
学生起業の場合、固定費が低く、バーンレート(※)が異常に低く抑えられます。

インターネットを使ったサービスの場合、資本金だけでも、給料次第ではありますが、長くて半年は持つのではないでしょうか。
半年生きながらえる期間があるというのは、スタートアップにとって奇跡みたいなものです。
その半年をどう活かすかによって会社の未来は左右されますが、スタートの時点でバーンレートが低いというアドバンテージを
持っていることは確かです。

(※1ヶ月にいくらお金を失うかを表すもの)


3. 若者に受けるサービスに敏感

みなさんご存知のように、今、世界はとてつもなく速いスピードで変化し続けています。
1年前の流行も、すぐに過去の遺産となります。
その中で、若者が一番最先端のテクノロジーを普段の生活の中で、享受している可能性も高くなってきています。
デバイスやアプリなど使うものが変われば、常識・価値観・行動が変わります。

その中で学生起業家はその恩恵を受けながらサービスを創ることができるとなると、それは優位性の1つではないでしょうか。
当たり前を客観視するのは難しいですが大事なことです。


4. 応援を受けやすい

多くの方からの応援を受けやすいです。
あるビジネスの先輩方からは、初々しい姿が昔の自分を見ているようで面倒を見てあげたいといった声も頂きました。
人脈も広がりそうです。

学生起業のデメリット

1. 資金力がない

どうしても最初の資本金では差がつきます。
投下できる資本が違うこと=スピードに差が出ます。
これは仕方のないデメリットですが、バーンレートの低さというメリットを前述したことから、資金力に関してはプラスマイナスゼロでしょう。

2. 経験不足

価値を生み出した経験、お金を生み出した経験がないことはもちろん不利な点です。
ですが、それ以上に、お金のやりとり・法律のやりとりに関しての経験がないことは大きなデメリットです。
最悪の場合、うまい話に乗っかって(そんな話は最近は聞きないですが・・・)裁判沙汰なんてこともなきにしもあらずなので
しっかり専門家を頼ることを心がけましょう。


3. 人脈がない

ビジネスをしたことがないのでないのは当たり前ですが、これもデメリットの1つです。
人との繋がり1つでコトが大きく転ぶのがビジネスです。
最近では、マンションの一室で作ったサービスが大ヒット!という時代に入りましたが、
それは万あるうちの一つにしか過ぎません。
その他は、外に足を運び、営業を重ねる地道なことの積み重ねです。

外に出て可能性を広げることは忘れずに頑張りましょう。


4. 基本的にはなめられる事のほうが多い

足元を見られることばかりです。
実績がないので仕方ありません。
結果が出始めれば、目の前にいる人の見る目は変わることでしょう。
めげずに実績を積み上げていくことでしか、回避はできないデメリットです。

まとめ

物事には一長一短があります。メリットとデメリットを比べたらキリがありません。
なので、「早く起業したほうが有利だ」「学生起業なんてリスクにもほどがある」といったどちらの意見も目にします。
結局、起業する人というのはするし、上記に上げたメリット・デメリットはもしかしたらその時の判断基準にすら入っていないかもしれません。
逆に起業しないで会社で大活躍している人がいるというのも事実です。

落ちどころが普通で恐縮ですが、自分がどうしたいかは自分が一番知っていることでしょう。
なので、メリット・デメリットは経験者から聞きつつも、最後は自分の心に従った決断が一番良い決断になると思います。 


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