学生起業家20人を取材して感じたこと

2016/04/28 5348 VIEWS
近頃、学生時代から起業という選択を取り、社会で活躍する学生が増えてきました。
一方で「やりたいことが分からない」「やってみたいことはあるけど最初の一歩が出ない」という学生の数も以前にもまして増えていると感じています。

「LINK」はそういった学生の皆さんに対して読んでいただきたく思い、立ち上げたものです。
コンセプトは学生起業家の皆さんをはじめとする「挑戦者」の価値観に触れること。

・なぜ学生ながら起業しようと思ったのか?
・きっかけは何なのか?
・幼少期はどんな生活をしていたのか?
・影響を受けた本はなにか?

このような質問を総勢20名もの学生起業家の方々に投げかけ、核にある価値観、それを形成した経験について取り上げてきました。

もちろん「人」なので、十人十色ではあるのですが、その中で共通して持っているモノが見えてきたような気がします。

ナポレオン・ヒルが書いた『成功哲学』では500人もの経営者・政治家等の成功者に対してインタビューをし、タイトル通り彼らに共通する成功哲学を紹介しています。

本記事では、そこにヒントを得て、取材させていただいた学生起業家の皆さんが共通してもつ哲学や経験をご紹介したいと思います。

起業や経営に関することに触れるつもりは一切ございません。
あくまでも「挑戦し続けている人」としての共通点を抽出しました。
目次

生きる意味を問う

日本の学校の教室の中で、自分の生きる意味を問う機会はそうそうにありません。

しかし、彼らは人生の何処かで「自分はなぜ生きているのか、何がしたいのか」と自分としっかり向き合い、答えを出して今に至ります。

それを考えるきっかけとなる経験をしてきているのも共通点として見えてきます。
例えば、経済的にすごく貧しい時期を経験したり、自分の存在価値を失った経験などです。

全ての人がそういった経験をするわけではありませんが、今すぐ考えることはできます。

私は自分が生きる意味は年齢を重ねるごとに変わってもいいとも思います。

大事なのは、難しい哲学的な問いに「今の自分なりの答え」を出して前に進むこと。
それが正しいか、正しくないかは自分で確かめてみればいいし、それが正しくなるように動くこと。
結果として、何か物事に取り組む推進力が高まる。そんな好循環を生まれているのではないかと思います。

本質的に、彼らは自分の存在意義は誰かから与えられるものではなく、自分で創るものだと理解しているのでしょう。

自分を信じる

誰よりもまず自分のことを信じています。

自分が挑戦しようとしていることに対して、誰かの評価されてから始めるのではなく、
「自分はできる」と出来るイメージを描いて物事に取り組んでいます。

「自分のことを信じないと人のことを信じることもできない」と某起業家の方も仰っていました。

言わゆるビジョンを描き、自分自身がそうなることを強く信じているのです。

「私にはビジョンなんてないよー!」という方は、やりたいことができたら周囲にどんな影響が与えられるか考えてみるといいでしょう。

例えば、実は音楽がやりたいんだよね、という方がいたとします。
自分が素敵な曲を創って演奏することによって、「友達を楽しませられることができそーだな」と思ったらそれは立派なビジョンだと思うんです。
そして描いたら、きっとそれはあなたが「できる」ことだと思います。
なぜなら人は思い描けないことはできないからです。

思い描いている時点で「できる」イメージが実は創られているのだと思います。
あとはそれを信じてやってみることだけです。

小さなビジョンでもいいので思い描いてみる事をしてみてはどうでしょうか。

続けること

「2.自分を信じる」にも通ずることですが、走りだしたら止まることを知りません。
というより、1年、2年という短期間で成し遂げられることの限界を知っている、もしくはやり始めてから知ったという方が多いのかもしれません。

『100時間法則』をご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、何か事を成し遂げる、もしくは何かで一流になるには努力をし続ける以外の道はありません。

先人達のその努力時間の目安が100時間なので、『100時間の法則』と呼ばれているのですが、彼らは皆、地道な努力を毎日毎日積み重ねています。

最初はもちろん形にならず、周りからも評価されず、起業家なのでお金にもならずという状態もあったことでしょう。
でも、そこで止めなかったことが今こうして少しずつ実になってきていると口を揃えます。

逆に言うと、毎日でも続けられることが自分にとって好きなことなのかもしれません。

前向きに生きる

何と言っても彼らは皆、前向きです。

・人生最大の失敗はありますか?
・人生で最も挑戦したことはなんですか?

という問いを投げても、「すみません、ないですね・・・」と何回も言われました。

きっと失敗しても前しか見ていないので、あまり気にしないのだと思います。
「そんな小さな失敗を気にしていても前に進めない」「命ある限りはなんとでもなる」と仰っている方もいました。

失敗を気にするのはきっとまだ誰かの価値観の中で生きているからであって、それを評価されるのが怖いからではないでしょうか?

例えば、サッカーなどで、シュートがうまくなりたいと思ったら、シュートを何度も打って、失敗してコツを掴んで行くしかありませんよね。

そこで1回失敗したからといって落ち込んでいたら一向にシュートはうまくならないのが目に見えることでしょう。

それと一緒で失敗や挑戦は当たり前のことだという認識なのでしょう。

人との出会いを大切にする

仲間との出会い、師匠とも呼べる方との出会いなど1つ1つの出会いを大切にしています。

「あの時、あの人と出会ったから」「あの人に助けてもらったから」「あいつが隣で頑張ってくれていたから」と口にします。

人と出会いに恵まれるのは、当たり前ですが、たくさんの人と会っているからでしょう。
そしてその出会った人が助けてくれるのは、彼らを応援したくなったからでしょうし、仲間であれば、彼らと一緒に何かを成し遂げたいと思ったからでしょう。

人は1人で何かを成し遂げることはできません。
1人で出来ることには限界があります。

周りに助けを求めるも勇気です。

今、隣りにいてくれる方、頻繁に時間を割いて面倒を見てくれる方との時間を大切にしましょう。

終わりに

初めに断っておくと、私は、全ての人にとって起業家が最高だ!とは思いませんし、起業をすることが是だとはいいません。

ただ、ここで紹介しているのは彼らがそれくらい熱中していることが素晴らしいと思ったからであり、そこに他の学生が熱中する種を見つけるヒントがあるからだと思ったからです。

そこに各々が定義する成功への道の歩み方のエッセンスがあると感じたからです。

上記の5つが今のところ私が見えている共通点です。

もし周りに前に進めずに悩んでいる学生の方がいたら是非紹介してあげてください。
何かしらのヒントが見つかるかもしれません。

もっと詳しく知りたかったら改めて各起業家の方のインタビューを読んでみてください。
学生起業家インタビュー一覧

もし会ってみたい方がいたら、学生企業DBに連絡先があるので、連絡してみるのもいいかもしれません。
学生企業DB

まだまだ見えてないエッセンスがあるかもしれませんし、これからも多くの方の挑戦のきっかけづくりとなるべく、学生起業家の方を取材をしていきたいと思います。


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