【学生起業の落とし穴】持株比率と経営権

2015/11/25 3255 VIEWS
起業して出資の話をうけた学生からこんな相談をされたことがあります。

「300万出資もらえるんだけどなんか株30%欲しいって言ってるんだよね。これって受けるべき!?」

ちょいちょいちょいちょいちょい!
「300万ってどのフェーズでもらう金額か知ってる!?
それと株30%ってどういう意味かわかってる!?

と思わず聞き返してしまいました。

こういうことを言うと叩かれる可能性があることを重々承知ではありますが、最近、この学生起業家ブームに乗り、少額出資・シード出資を自社採用費として考えている企業が増えてきたなあという印象を抱いています。


どういうことかというと、
1) サマーインターンやイベントを通してビジコンを行わせる。
2) ビジコン優勝者には事業立ち上げ資金の提供
3) その代わりに、とんでもない割合の株をいただく
4-a) 事業化がうまくいき、子会社として独立させる。
4-b) もしくは事業化がうまくいかず、人材だけ採用する。
(学生からしたら出資をいただいた、成長させてもらった恩があると感じる。)


こんな一連のサイクルがどこの企業でも繰り広げられています。

うまい採用戦略だと捉えると頷くしかありませんが、質問をしてきた学生のようにファイナンスのことなんてわからない学生がほとんどです。

学生の勉強不足は決して否定はできないですし、甘い話に乗っかるほうも勿論悪いのですが、とは言っても正々堂々な勝負ではないですね。

300万という額は出資にしたら少ないですが、学生はそんな額、手に持ったことがない人がほとんどです。
なんなら100万円で15%という絶妙なラインを突いてくる敏腕な企業もいたりという噂を聞いています。

採用にかける予算から考えても、起業を考えるほどアグレッシブでいいアイディアを持っている学生を100万で採用できると安いものです。

そこまで株をはきだしても尚、得られるメリットを検討した上での意思決定なら何も口出しはしないのですが、何も知らない学生に対してはしっかり情報を提供すべきだと思い、
『持株比率と経営権』をまとめました。
目次

経営権と持株比率



 

こちら上記の表のような形になっております。

上場企業でも持株比率を50%切るか切らないか、どちらが妥当かのような議論がなされている中で、シード段階のたった300万で30%なんて信じられません。

としっかり勉強してみるとわかってくるのです。

学生起業家の皆さん、ビジネスのフィールドに出たからには”学生”だの”年齢”だのは言い訳にも何にもなりません。

本気の殴り合いが始まるのです。

決してそんな社会の荒波に、”飲み込まれる”ことなく頑張って輝いていきましょう!


して、LIKEの最新記事をチェックしよう!

今、あなたにオススメの記事

アクセスランキング

話題のキーワード

すべてのタグを見る