成功しているベンチャー。創業期の事業計画書集めてみた。

2015/12/15 5873 VIEWS
今、ノリにノッているベンチャー企業の創業期がどんな様子だったか気になったことはありませんか?

どんな企業でも、スタート地点は同じはず。
どこで差がつき、どこで一躍有名になったのか。

そんな疑問に対する答えを見つけるため、成功しているベンチャーの創業期の事業計画書を集めて傾向を集めてみました。
目次

メルカリ



シリアルアントレプレナーとして有名な山田進太郎さんが手がける、フリマアプリです。
2013年2月に立ち上げたのにも関わらず、2015年7月には2000万ダウンロードを突破しました。
北欧への進出の加速など、波に乗るメルカリの創業期の事業計画書はものすごく気になります。

たった9枚のスライドですが、とても洗練されていますね。

内容は主に3つに分けられます。
①サービスの概要
②経営陣の紹介
③市場分析

特に③が秀逸です。
データの掲載は一切ありません。

そのなかでたった3枚で
◼︎なぜC2Cでこのサービスなのか
◼︎C2Cの市場は今後どう伸びるのか
◼︎C2C市場のサービスで生じている問題点

を的確に捉えています。

事業計画書というとすごい膨大な量をイメージするかと思いますが、そんなイメージを払拭してくれる資料です。

nanapi



この2年の間に、KDDIによる買収、スケールアウト、ビットセラーとの3社合併など会社として動きが激しいnanapi。

けんすうという名前でお馴染みの代表、古川健介さんのブログ「けんすう日記」も大人気で、日々読まれている方も多いことと思います。

そんなnanapiの創業時のナマ事業計画書が公開されています。

当初は「nanapi」という名前ではなく、「fig」という名前だったようです。

僕はnanapiが正解だと思いました。笑

前述したメルカリに比べると35ページとボミューミーに感じますが、

これがスタンダードのボリュームかと思われます。

成長のフェーズを3つに分け、フェーズごとの成長戦略が丁寧に抱えれているのが読み取れます。

特に印象的なのが、16ページの「ユーザーに対するモチベーション施策」

グロースハッカーの匂いがプンプンします。笑

抑えるべきポイントを丁寧に抑えているお手本のような事業計画書です。

BASE



BASEとは、誰でもECサイトを作成することができるWebサービスです。
立ち上げた背景がユニークで、かつ、ユーザーインサイトを捉えている点が興味深い。

代表の鶴岡さんが母親からもらった「ネットショップ開きたいんやけど」という一言。
多角化するEC市場の中で、”誰でもカンタンに”というありふれたコンセプトが、ピタッとはまったケースです。

サービス立ち上げの背景が背景ですので、市場の分析から入り....というサービスの作り方はしていないです。
おそらく市場全体の分析から、入り込む領域の選択などは後付けでなされているでしょう。

「目の前に明確なユーザーがいた」ケースで事業を立ち上げた方にとっては参考になる事業計画書ですね。

PIXTA



2015年上場企業のPIXTA。

デザインに重きが置かれてきたIT市場において、クリエイティブ一本で戦ってきたのがここにきて波に乗りました。

公開されている事業計画書を見ても分かる通り、事業内容も少しピボットしています。

いまでこそ重宝されるクリエイティブですが、昔はそうではなかったみたいですね。

ここから、「事業はタイミング」という言葉の意味が理解できます。

まとめ

4つの会社の事業計画書を紹介しました。

それぞれの設立の背景や、成長戦略の組み方が十人十色でとても勉強になります。

どれも to C 向けから始まったサービスですので、to Cを商圏に考えている方はじっくり読み込んでみることをオススメいたします。



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