「イケてる」「イケてない」なんて言葉で語ってちゃ会社は前に進まない。

2015/12/13 2282 VIEWS
最近スタートアップ界隈でよく使われる言葉の一つに、
「イケてる」「イケてない」があります。

使っている方は、おそらくサービス・プロダクトに対しての”評価”をしているのでしょう。

今回はその意味とリスクに迫りたいと思います。
目次

イケてるの現状を調べてみた。

この界隈では、もう流行語を通り過ぎて、新しい言語が生まれたかのごとく定着している「イケてる」という言葉。

まずイケてるの現状を調査してみました。




なるほど、公式にメディアでも使われるようになってきた模様であります。



「イケてる企業」「イケてるスタートアップ」「イケてるメディア」などという使われ方がよくされているようです。

ちなみに気になってGoogle トレンドでも調査してみました。




おーさすがに。笑。なんか安心しました。笑

イケてるの語源を調べてみた。

そして、疑問に思ったわけです。

「イケてる」を正しい日本語で説明するとどんな意味なのか・・・。
「イケてる」の語源はなんなのか・・・。

早速調べました!『日本語俗語辞典』なるもので!





なるほど、「めちゃイケ」で一気にブームになったようです。
(スタートアップ界隈に入り込んできたのはいつなんだ・・・)

一応、イケてるの語源を理解しました。

何を基準に「イケてる」「イケてない」を発するのか。

さて、ここからが本題です。

これだけ普及している「イケてる」というワード。
何を基準にこの言葉を発しているのか、と。

「そのアイディアイケてるね!」
「そのサイトデザインイケてるね!」
などという会話が四方八方から聞こえてきそうですが、何を基準に判断してるのでしょう。

語源に則ると、「かっこいい!」「クールだねえ!」と言いたいんでしょう。
と考えると、基準はよくわからないですし、そもそも言葉として抽象的すぎます。
さらにその発言自体、その人の主観に大きく依存しています。
そこで、いつも聞き返す言葉は「何がイケてるの?」。
答えが言語化されずに「かっこいいじゃん」で済まされると困ったところです。

基準は一旦さておきも、VCと起業家の間の会話で多発される「イケてる」だったり、会社のメンバー間で多発される「イケてる」。
これは危険な香りがプンプンします。

結局何が言いたいの?

とそろそろ聞かれそうですね。
言いたいのは、「そんなばっか言葉を使ってると会社はいつまでたっても前に進まないよ」っていうことです。

どういうことか。

そのサービスが良いものか、ダメなものかを判断するのは「ユーザー」以外の何者でもありません。

ユーザーに徹底的に向き合い、ユーザーに価値を提供する。

起業家が一番向き合わなければならないのはVCでも、仲間でもありません。
「ユーザー」です。
ユーザーのニーズを捉え、価値体験を届ける、これだけに集中しましょう。




多くのスタートアップは、顧客が欲しがるものを作らないために失敗している。

ポールグレアムの言葉が刺さります。

「イケてる」「イケてない」なんて言葉を多用するよりも、「どんな価値があるのか」「どんな体験を提供できるのか」などの言葉を常套句にしてみてはいかがでしょうか。


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