融資と出資って何が違ってどっちがいいの!?

2015/12/13 2184 VIEWS
「◯◯億円の資金調達を発表!」「◯◯万円の第三者割当増資を実施!」
近頃、IT業界のスタートアップではこのような話題が止まりません。

そこでみなさんに質問です。
「融資」と「出資」の違いってご存知ですか!?

何が違って、どっちがいいの!?が気になる方に向けて、「融資」と「出資」の違いについてまとめました!
目次

融資とは




融資とは、個人または法人が、金融機関等から、必要な資金を調達することです。
個人であれば、マンションなどの住宅購入や自動車購入、教育費などの不足を補う目的で資金を集めることがありますし、法人ならば事業の拡大目的や設備購入資金、経営の維持などを目的に資金を調達します。
ただ、「資金を調達」と言っても、資金を提供してくれるわけではなく、何らかの形で借り入れることを融資と言います。

また、融資は無条件に行われることは少なく、融資の返済が可能かどうかを含め、厳格な審査を経て、初めて融資(資金の貸し出し)が行われます。
融資によっては、同等の担保も必要になるため、誰もが気軽に融資を受けられるわけではありません。(引用:資金調達.NET)

つまり、融資は「借り入れ」に当たるので、会社の「借金」となります。
会社としてローンを組むことになるのが、融資というわけです。

出資とは

一方の出資について触れていきます。

出資(しゅっし)とは、広義には、対象となる団体に財産を提供すること、
狭義には、株式、持分等の地位を取得する形で財産を提供すること、又は一定の団体についてはそれによって得られる株式又は持分類似の地位を指す。
出資された資金を出資金、出資した者を出資者という。
狭義の出資の見返りとして、株式、持分、出資などと呼ばれる一定の地位が与えられ、配当や残余財産の分配を受けるべき権利や議決権などが含まれる。

融資は負債にあたりますが、出資は自社の「資本」として扱われます。
究極的に言うと、返さなくていいお金です。笑

ただその分、出資元に、株を渡すため、経営権を所有することになります。
ここが怖いところであり、学生起業家が陥る落とし穴だったりします。
「美味しい話には裏がある」とはまさにこのことです。

※持ち株比率に関してはまた別の記事にて取り上げる予定です!

融資のメリット・デメリット




さて、それではそれぞれのメリット・デメリットを考えていきます。

◼︎メリット

①株を発行する必要がない。

もちろん、「負債」に対して株を発行する必要はありません。

②決まった額だけ返済すればよい。

これはこれでメリットと捉えることができるかもしれないです。
定額の返金、あらかじめ返さなければいけない額などが、決まりきっているので、計画的になれそうです。

◼︎デメリット

①返済義務がある

みなさん「負債」を背負ったらどうしますか? もちろん返さなければなりませんよね。
借りたお金を返済する義務がつきます。

②返済期間が定められる

③社会的信頼が必要とされる

皆さん、銀行などの融資機関に対して、お堅いイメージを持っていませんか?

そうです、お堅いんです。
なんといっても審査が厳しい...
よほどしっかりしたビジネスモデルを組まない限り、起業して間もない頃の融資は厳しいと考えたほうがいいです。

④金利がつく

%は金融機関によりけりですが、金利は必ずつきます。
銀行ってそういうビジネスモデルですから...

出資のメリット・デメリット

◼︎メリット

①投資家からの出資の場合、投資家のネットワークが活用できる

②会社からの出資の場合、出資元の協力が得られる

①②が出資のメリットです。
投資家や出資元の会社がアドバイスに入ってくれたりとまだまだ未熟者の学生起業家にはもってこい。

③究極のところ、返済の義務はない

◼︎デメリット

①持ち株比率が下がり、経営権を握られる可能性がある。

②調達額と渡した額によっては次の増資が厳しくなる。

渡す株の比率は先を見据えたうえで行いましょう。

まとめ

以上、融資と出資の違いについてでした!

簡単にまとめます。

融資
・「借金」
・返済義務あり

出資
・「資本」
・投資家からのアドバイスが得られる。
・持ち株比率に注意

ファイナンス周りは堅苦しい言葉が並びますね。
記事を読んで疲れた方も、仕事で疲れた方も、会社にとってお金よりも、自身の”体”が第一の資本なので、休むことも忘れないでくださいね!
では。


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